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作成日:2024/03/25
銀行振込手数料のインボイス対応 動画配信 国税庁



先日、インボイス制度に関するツール類の公開の中で、動画も併せてご案内しました

この3分でわかるシリーズ(勝手に命名)に、新しく「銀行振込手数料のインボイス対応」が公開されました。

○3分でわかる 銀行振込手数料のインボイス対応

「安心してください!」が口癖の担当者のセリフが今回も炸裂しています。

今回配信されている主な内容は、次の通りです。

インターネットで銀行振込をした際に生じた手数料について、インボイスの保存として本来は「振込完了のお知らせ」などのデータ保存が必要です(電子取引なのでデータ保存が基本です)が、オンライン上の通帳や入出金明細等による保存でも可能である旨が解説されています。

ただし、通帳だけでは要件を満たさないため、簡易インボイスに必要な事項が記載されているデータ(振込のお知らせなど)とあわせての保存が必要となります。

その際、簡易インボイスに必要な事項が記載されているデータは、金融機関ごとに1つあれば十分で、取引の都度ダウンロードして保存する必要はないということもあわせて確認しましょう。

他方、売上側の処理として、振込入金の際に振込手数料を差し引かれた場合で、会計処理上売上のマイナスとして、消費税では「売上げに係る対価の返還等」として処理をしたときに注意すべきは、もともとの売上の消費税率とあわせる必要がある、という点です。

たとえば食料品(8%)の売上に対する振込で、振込手数料110円差し引かれて入金されたのであれば、110円に対する税率は8%を適用してマイナスをします。

経費処理をすれば、110円に対する税率は10%となりますが、立替金精算書等のやり取りが必要となる点に注意します。

インボイス対応とありますが、電子取引の点にも言及されていますので、両者あわせてご確認ください。


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