作成日:2023/01/27
インボイス不要となる「1万円未満」の単位は?
一定規模の事業者に対する1万円未満のインボイス保存不要措置(6年の経過措置)について、この“1万円”の価格は、税込あるいは税抜か、また単価なのか、商品ごとの価格なのか、1回あたりの取引金額なのか…、税制改正の大綱の閣議決定時にはその詳細は明らかとなっていませんでした。
これが、昨日ご案内した財務省公表の「インボイス制度の負担軽減措置(案)のよくある質問とその回答」の問10、11、12に記載されています。
これらによれば、次のとおりです。
- 価格は税込で判定
- 取引単位は1回の取引の合計額で判定
“1万円”ともなれば少額の取引となるため、イメージとしてレシート1枚あたりの支払対価が税込1万円未満か否かで判断すると考えれば、理解しやすいのかもしれませんね。
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