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インボイス制度下では、適格請求書発行事業者は、要求に応じてインボイスを発行する義務が課されます。

この場合のインボイスですが、仮にインボイスの要件すべてを満たす請求書を発行した場合には、その請求書に基づく支払に係る領収書を発行する場合において、その領収書についてインボイスの要件を満たす必要はありません。

無論、請求書等を発行せず、領収書のみ発行するような場合で、その領収書についてインボイスとする場合には、その領収書はインボイスの要件をすべて満たした領収書である必要があります。

すなわち、何をもってインボイスとするのか、をきちんと整理し、管理する必要があります。

特にBtoBの場合には、取引先に対して、「インボイスとなる書類は○○です」、と事前に通知しておくと混乱せずに済むでしょう。

いざインボイス制度が開始されたときに右往左往しないよう、事前準備は欠かせません。

簡易なチェックリストでしたら、先日ご案内した「インボイス制度への事前準備の基本項目チェックシート」が便利です。

こういったツールを活用して、準備を進めていきましょう。

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