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金融機関広域連携プラットフォーム
地域金融機関の最近の経営方針の一つとして必ず上がってくるワードに、「ビジネスマッチング」がある。取引先の中小企業の「売りたい」「買いたい」「外注したい」等々のビジネスニーズを、金融機関の担当者が収集して本部に上げ、各支店から上がってきたニーズとマッチングするものが本部にあるか確認して、ある程度マッチしそうな案件を取引先にフィードバックする機能を金融機関単体で動かしていた。
しかし、単体の金融機関で収集したビジネスニーズのボリュームでマッチングさせるのは難しいと、金融機関も参加した取引先も感じ始め、当初の熱量は冷めていく方向にあった。
東証マザーズに上場するココペリが運営している「big advance」は、全国の金融機関を対象にしたビジネスマッチングのサイトである。
2024年3月末時点で(ココペリ有価証券報告書)
- 導入金融機関数 82金融機関
- 会員企業数 64,344社
- 累計マッチング申込数 144,814件(キャンセル件数除く)
- 月額会費は税抜3,300円(金融機関の収益)
- 上場企業や地方自治体などのパートナー会員数は1,940社以上
- 一定の地域でのオンライン商談会、リアル商談会も実施
big advanceは「金融機関広域連携プラットフォーム」となり、官公庁の認知も進んできているようだ。
このビジネスモデルは、参加する金融機関がさらに増加し、会員企業も増え、マッチング数が増える、マッチングが効果的に行えるという認知が広まれば、ビジネスマッチングに注力する金融機関も刺激を受けてbig advanceに加入するといったサイクルになってくるかもしれない。今後、要注目のビジネスモデルだ。