作成日:2025/06/27
令和7年分の所得税等の確定申告書(案) 国税庁
6月16日、令和7年分の所得税等の確定申告書(案)が国税庁サイトで公表されました。
○令和7年分の所得税等の確定申告書(今後変更する場合があります。)(PDF/941KB)
令和6年分からの主な変更として、以下が列挙されています。
- 第一表
- 第二表
- 第三表
- 第四表(一)
- 第四表(二)
- 第四表付表(一)
- 第四表付表(二)
- 第四表付表(三)
- (特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書(一面)
- (特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書(二面)
第一表:
・所得控除で「特定親族特別控除」が新設

国税庁「令和7年分の所得税等の確定申告書(案)」 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/pdf/0025006-037.pdf
・税金計算で、定額減税に関する2か所が削除

国税庁「令和7年分の所得税等の確定申告書(案)」https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/pdf/0025006-037.pdf
第二表:
・配偶者や親族に関する事項で「特親」(“特定親族”の略?)列が新設

国税庁「令和7年分の所得税等の確定申告書(案)」https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/pdf/0025006-037.pdf
第三表~第四表:
・第一表で番号が変わることから、その影響その他
(特定増改築等)住宅借入金等特別控除額の計算明細書:
・軽微な文言変更
となっています。
様式上は、「特定親族特別控除」「特親」が新設される点が大きく変わる点といえるでしょう。
基礎控除は、内容としては混乱しそうな区分+金額構成ですが、記載する控除額は1項目ですので、様式上の変化は全くありません(申告ソフトや国税庁の確定申告書等作成コーナーを利用すれば、自動計算してもらえますしね……)。
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