作成日:2021/05/27
政府系金融機関による実質無利子・無担保融資の申込期限延長 経産省
政府系金融機関による、実質無利子・無担保融資が「当面年末まで」期限が延長されたことについて、経済産業省のサイトで公表されました。
○政府系金融機関による実質無利子・無担保融資の期限延長について
政府系金融機関による実質無利子・無担保融資は、中小企業の売上高の減少を資金面で支えるために設けられた制度であり、一定の売上減少要件に該当した場合には、最長3年間実質無利子で資金を借りることができます。
経済産業省「政府系金融機関(日本政策金融公庫及び商工中金)による実質無利子・無担保融資の概要(PDF形式:304KB)」https://www.meti.go.jp/press/2021/05/20210525001/20210525001-1.pdf
当初の予定であった、「当面今年前半」までの申込期限が、この状況下において「当面年末」まで延長されます。
この無利子とできる借入上限は最高3億円ですが、融資枠としての上限は6億円あります。
上限まで借入をしていない事業者にあっては、資金繰りが急激に悪化する前に、同制度の適用を検討しましょう。
なお、同制度を利用した場合の利子補給金に係る会計処理(税務処理)は、以前ご案内した通りです。こちらもあわせてご確認ください。
関連コンテンツ:
政府系金融機関による実質無利子・無担保融資の申込期限延長 経産省