作成日:2020/05/29
新型コロナウイルス感染症 第2次補正予算案が閣議決定
新型コロナウイルス感染症対策として、令和2年度第2次補正予算が5月27日に閣議決定されました。
○令和2年度補正予算(第2号)
新型コロナウイルス感染症対策関係経費として、総額約31兆8千億円となっています。その内訳としては、次の項目が挙げられています。
- 雇用調整助成金の拡充等
- 資金繰り対応の強化
- 家賃支援給付金の創設
- 医療提供体制等の強化
- 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の拡充
- 低所得のひとり親世帯への追加的な給付
- 持続化給付金の対応強化
- 持続化補助金等の拡充
- 個人向け緊急小口資金等の特例貸付
- 文化芸術活動の緊急総合支援パッケージ
- 農林漁業者の経営継続補助金の創設
- 教育ICT環境整備等のための光ファイバ整備推進
- 教員、学習指導員等の追加配置
- 教育ICT環境整備等のための光ファイバ整備推進
- 地域公共交通における感染拡大防止対策
- 自衛隊の感染症拡大防止・対処能力の更なる向上
- スマートライフ実現のためのAIシミュレーション事業
上記の他、予備費として10兆円が確保されています。
なお、アルバイト収入減で学業継続が厳しい学生に対する、学生支援緊急給付金(5月19日閣議決定)は、この第2次補正予算ではなく、当初の令和2年度補正予算の予備費からの歳出となっています。
各項目ごとの詳細は、今後、管轄する省庁等から公表されることでしょう。来月の成立を目指しているようですので、税制に直結するものではありませんが、お客様が今一番知りたい情報ですから、成立までの1か月程度で、今回措置される内容を順次確認していきましょう。
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