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法人税・地方法人税について、基本的な仕組みと申告書の作成について、ざっとひととおりまとまった手引きの最新版（令和4年版）が昨年12月26日に国税庁サイトで公表されています。

主要な別表の作成について、留意点もまとまっています。

著者一番のおススメは、中小企業者の判定等フローです。

中小企業者、といっても、「中小法人」「中小法人等」「中小企業者等」…など、適用する特例によって、範囲が異なります。

また、これらのワードに該当するとしても、そのうち除外されるものがあったりなかったりと、適用できるか否かは非常に大切なところであることから、その判断を誤るわけにはいきません。

上記フロー図は、以下5つの判定をフローで示している他、「中小企業者」と「適用除外事業者」の判定表が用意されています。

• 別表一における中小法人の判定
• 別表二及び三(一)における特定同族会社の判定
• 別表七(一)における中小法人等の判定
• 別表十一(一)及び(一の二)における中小企業者等の判定
• 別表十五における中小法人等の判定

適用可否は、誤りのない申告をするだけでなく、キャッシュフローにも影響が出ます。

こういった便利なツールを用いて、判断を誤らないようにしていきましょう。

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