作成日:2022/05/02
兵庫県洲本市がふるさと納税の指定取消しに 総務省
今年1月に返礼品(=調達コスト)の基準3割を超えるとして、宮崎県都農町がふるさと納税の指定団体から取り消されましたが、これに続き、淡路島内にある兵庫県洲本市も返礼品である「温泉利用券」が基準3割を超えたとして、5月1日から指定を取り消されることが総務省サイトで公表されました。
○ふるさと納税の対象となる地方団体の指定の取消し
これに合わせて、総務省は各自治体のふるさと納税担当者にあてて、適切な運用をするように通知を出しています。
○ふるさと納税に係る指定制度の適正な運用について
なお、洲本市のホームページでも2年間の指定取消のお知らせとともに、4月30日までのふるさと納税の寄附に係る「温泉利用券」の発送と利用についても案内が公表されています。
○ふるさと納税指定取消に伴うお知らせ
○ふるさと納税指定取消に伴う「洲本温泉利用券」のご利用について
洲本市は、ふるさと納税の利用者の利便性を向上させたり返礼品の種類を増やすなど、ふるさと納税事業に力を入れてきており、ふるさと納税の受入額は県内で1位、全国でも8位にランクインするなどの実績がある自治体でした。2年の指定取消は税収の大幅減の他、返礼品を納入してきた業者とその周辺の業者にとっても大打撃となりそうです。
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