作成日:2014/06/09
スマホで納税が可能に
6月16日から、スマートフォンやタブレット端末(以下、スマホ)で納税が行えるようになります。
○「納税に便利」6月16日から、スマートフォン等でe-Taxがご利用いただけますhttp://www.e-tax.nta.go.jp/topics/topics_smartphonesite.htm
これは、「e-Taxソフト(SP版)」を利用して行える機能の一部です。
もともとパソコンではe-Taxソフトを利用して、申告や納税などが行えます。これをスマホでも可能にしよう、というものです。
ただし、今回使えるようになるのは、全ての機能ではなく次の一部の機能です。
- 利用者情報の登録・確認・変更
- 納税
- メッセージボックスの確認
- 還付金処理状況の確認
申告等をスマホから行えませんが、納税がスマホで行えるようになったのは、スマホユーザーにとって利便性の向上につながるのではないでしょうか。
税理士の先生方は、利用者情報の登録・確認・変更機能やメッセージボックスの確認がスマホから行えるようになります。出先からの確認などにも手軽に利用できることから、必要に応じてご利用なさるとよいですね。
ただし、利用可能時間が決まっており、e-Taxの利用可能時間と同様の、「月曜日〜金曜日の8時30分〜24時(祝日等及び12月29日〜1月3日を除く。)」となります。さらに、電子納税などはe-Taxソフト(SP版)の利用可能時間、かつ、利用する金融機関のシステム(インターネットバンキングやATM等)が稼動している時間となりますので、『24時間365日』というわけにはいかない点は注意しましょう。
なお、スマホでできることが増える一方で、スマホ利用によるリスクも考えなければなりません。ウィルス対策や紛失の際の悪質な利用防止策等を万全にして、ご利用なさるとよいのではないでしょうか。
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