作成日:2021/01/05
令和2年分の確定申告の留意点
新年を迎えた最初の業務は、年内年調先でない先の年末調整、同時に法定調書や給与支払報告書の作成と提出、償却資産税の申告があります。
これらと並行して、所得税の確定申告書の作成が徐々にスタートしますが、令和2年分の確定申告では、そこそこ多くの改正を反映していくこととなりますので、ご注意ください。
たとえば、以下の改正です。
多くの改正については、既に年末調整時にご理解いただいている部分かと思いますが、一部、年末調整時には反映されない部分について、ご留意ください。
たとえば、給与所得から控除できる特定支出控除を適用する場合、“特定支出”の範囲について見直しがなされています。
○令和2年分以後の所得税に適用される給与所得者の特定支出の控除の特例の概要等について(情報)
その他、所得金額調整控除のうち、年金と給与の両方ある方の適用関連にもご留意ください。
なお、申告書の記載内容の変更は、先日ご案内のとおりです。一部書類を除いた書類への押印不要は記載がないものの、手引き等もご確認いただきながら、もれのない申告書の作成をしましょう。
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