作成日:2020/12/11
令和2年分の確定申告書 国税庁 〜第二表 その3〜
令和2年分の確定申告書について、“イメージ”とあるものの執筆日現在、国税庁サイトで掲載されています。かなり変わった印象がありますが、どの点が変わったのか、先日から『申告書B』を例に、令和元年分と比較しながら確認しています。
○令和2年分 確定申告に関する様式等
○申告書B【令和2年分以降用】
前々回から第二表の変更点を見ています。
今回も引き続き第二表を見ていきます。
今回は第二表右側の“配偶者や親族に関する事項”欄を確認しましょう。
国税庁「国税庁HP「申告書B【令和元年分以降用】」https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/yoshiki/01/shinkokusho/pdf/r01/02.pdf「申告書B【令和2年分以降用】」https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/yoshiki/02/shinkokusho/pdf/r02/02.pdfより筆者編集
これまで所得税と住民税に分かれていた配偶者や親族に関する事項について、記載場所を1か所にまとめ、氏名と個人番号以外は該当欄に○を付すようなカタチへと変更されています。
これは、前回の本人に関する事項と同様ですね。
まとめられたことで、親族情報を一度に記載・確認できるため、作業がこれまでよりも楽になります。
ただ1点注意すべきは、手書きで作成する際に、○を付す欄を間違えないようにしなければなりません。記載する親族が複数いる場合には、その点をご留意ください。
なお、上記画像右側の“令和2年分”は、執筆日現在に国税庁サイトで公表されているものになります。よって、今後正式な確定申告書が公表された際に変更される可能性もありますので、ご注意ください。
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