作成日:2020/12/03
令和2年分の確定申告書 国税庁 〜第二表 その2〜
令和2年分の確定申告書について、“イメージ”とあるものの執筆日現在、国税庁サイトで掲載されています。かなり変わった印象がありますが、どの点が変わったのか、先日から『申告書B』を例に、令和元年分と比較しながら確認しています。
○令和2年分 確定申告に関する様式等
○申告書B【令和2年分以降用】
前回から第二表の変更点を見ています。
今回も引き続き第二表を見ていきます。
今回は第二表右側の“本人該当事項・障害者控除”欄を確認しましょう。
国税庁「国税庁HP「申告書B【令和元年分以降用】」https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/yoshiki/01/shinkokusho/pdf/r01/02.pdf「申告書B【令和2年分以降用】」https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/yoshiki/02/shinkokusho/pdf/r02/02.pdfより筆者編集
これまで所得から差し引かれる金額に関する事項の1つであった本人該当事項について、独立して本人に関する事項となり、本人がどれに該当するのか、該当する箇所に○を付すようなカタチへと変更されています。
また障害者控除の欄は、該当者氏名を記載する欄でしたが、誰が障害者に該当するか、○を付すようなカタチとなるようです。
今回は、本人に関する事項をピックアップしていますが、この欄にあるとおり、本人が障害者あるいは特別障害者いずれかに該当する場合には、該当するところに○を付すようになっています。
障害者控除は、本人だけでなく、同一生計配偶者又は扶養親族が障害者(特別障害者)である場合にも適用となりますが、どのような記載となるかは後日ご案内する“配偶者や親族に関する事項”欄で改めて確認する予定です。
なお、上記画像右側の“令和2年分”は、執筆日現在に国税庁サイトで公表されているものになります。よって、今後正式な確定申告書が公表された際に変更される可能性もありますので、ご注意ください。
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