作成日:2020/09/23
令和2年分年末調整のポイント マル基・配・所 A基礎控除申告書の記入
前回に引き続き、令和2年分年末調整のポイントです。
今回は、基礎控除申告書部分を記入するにあたり、注意すべきポイントをご案内します。
基礎控除申告書を記入するにあたり、注意すべきポイントは、次のとおりです。
- 合計所得金額の見積額の計算について、給与所得の収入金額は、他に給与収入がある場合には合算すること。
- 記入した給与所得の収入金額が合算後で850万円を超え、所得金額調整控除の要件を満たすのであれば、所得金額の計算時に、所得金額調整控除を適用すること。
- 「区分T」欄は、配偶者控除あるいは配偶者特別控除を適用しなければ、記載不要であること。(つまり、右側の配偶者控除等申告書に何ら記載しないのであれば、この欄の記載も不要、ということです。)
この、給与所得の収入金額の考え方や所得金額の計算については、配偶者控除等申告書で記入する給与所得の「収入金額」「所得金額」も同様に取り扱います。
ただし、後日案内する、所得金額調整控除申告書での給与所得の「収入金額」とは考え方が違います。記入誤りのないよう、ご注意ください。
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