作成日:2020/03/11
新型コロナウイルス感染症による業務中断の税務署 国税庁
先日ご案内した税務署職員の感染により、総合窓口業務や確定申告相談を一時中断した堺税務署や下京税務署の他、来署した納税者が感染者であったために一時閉鎖した須崎税務署など、新型コロナウイルス感染症に関しての税務署の執務状況が国税庁サイトで公表されています。
○確定申告期における税務署の執務状況(新型コロナウイルス感染症関連)(令和2年3月10日)
堺税務署は3月6日、下京税務署は3月5日13時から再開していますし、須崎税務署は3月6日の金曜日に中断したものの、翌週月曜日である3月9日には再開しています。
また、3月10日現在、感染者は発生しているものの、業務を中断している税務署はないようです。
この「感染者は発生しているものの」というのは、堺税務署の感染者と濃厚接触者として自宅待機中であった職員が感染したことを意味しています。この濃厚接触者は、堺税務署の消毒・清掃前にすでに自宅待機となっており、今回感染していることが10日に明らかとなりましたが、消毒・清掃後の堺税務署の窓口等に影響はないからです。
○大阪国税局堺税務署における新型コロナウイルス感染症の感染者の発生について(PDF/92KB)(令和2年3月10日)
おそらく今後も同様の事態が生じた際には、同じような措置がとられていくと思われます。執務状況の確認は、上記のURLから確認なさるとよいでしょう。
確定申告の申告・納付期限は4月16日まで延長されていますが、このような中断などがいつ起こってもおかしくない状況となっています。
国税庁サイトに掲載されている『確定申告書等作成コーナー』を利用するなどして、来署はなるべく避けて、申告手続きを行うとよいでしょう。
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