作成日:2019/01/11
平成30年分の確定申告の留意点
平成30年分の確定申告の留意点として、まず所得計算ではこれまでご案内してきたとおり、配偶者控除・配偶者特別控除の改正が大きなところといえます。個人事業主等で確定申告上ではじめてこれらの控除を適用される方は、ご自身と配偶者それぞれの合計所得金額が控除額に絡んできますし、既に年末調整でこれらの控除が適用されている方は、確定申告をすることで自身の合計所得金額が変動する場合などにも、ご注意ください。
その他の変更点は、以下からご確認ください。
○税制上の主な変更点
http://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/kaisei.htm
また手続き面では、既にご案内のとおり、以下の施策が講じられている他、同庁の「確定申告等作成コーナー」のデザインがリニューアルされ、利便性の向上が図られています
○確定申告書等作成コーナー お知らせ 追加機能のお知らせ
https://www.keisan.nta.go.jp/oshirase/h30info/info002.html
- スマホを使った申告
(申告書作成画面の最適化、「ID・パスワード方式」利用のe-Tax送信) - e-Tax送信時の「マイナンバーカード方式」と「ID・パスワード方式」の選択
- 生命保険料控除や寄附金控除の入力省力化
(電子データ(xml形式)で受け取った場合にデータを読み込むことで入力不要に) - QRコードを使用したコンビニエンスストア納付
(納税額30万円以下の場合)
なお、仮想通貨取引を行っている方は、所得計算が簡便化されています。こちらもご確認ください。
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