作成日:2024/03/22
所得税の定額減税Q&A 8問追加(3月18日更新) 国税庁
定額減税に関する所得税のQ&Aは、2月5日付で公表されていますが、3月18日付で、更新されました。
○「令和6年分所得税の定額減税Q&A(PDF/673KB)」を更新しました(令和6年3月18日)
今回の更新で追加された文書は、以下8問となります。
5−3 前月の給与の金額の10倍を超える賞与を支払う場合【令和6年3月追加】
6−13 扶養控除等申告書に記載された障害者である同一生計配偶者(月次減税時)【令和6年3月追加】
6−14 扶養控除等申告書等以外の様式の使用可否(月次減税時)【令和6年3月追加】
7−5 給与の増額改訂があった場合【令和6年3月追加】
8−9 同一生計配偶者について「源泉徴収に係る申告書」に記載して提出した場合の取扱い【令和6年3月追加】
8−10 扶養親族について「源泉徴収に係る申告書」に記載して提出した場合の取扱い【令和6年3月追加】
8−11 扶養控除等申告書に記載された障害者である同一生計配偶者(年末調整時)【令和6年3月追加】
8−12 扶養控除等申告書等以外の様式の使用可否(年末調整時)【令和6年3月追加】
「5−3」では、前月の給与の金額の10倍を超える賞与を支払う場合に用いる「前月の給与に係る源泉徴収税額」の“源泉徴収税額”は、定額減税(月次減税)額控除前で算出することが明記されています。
「7−5」では、増額改訂による遡り支給について、所得発生日が令和6年6月1日以後となる分に関して月次減税の対象となる旨が明記されています。
その他は、様式関係となっています。
特に、「8−9」「8−10」「8−11」については、月次減税時、年調減税時それぞれどの様式で判定するのかが明記されています。判断に迷う部分が明示されていますので、確認しておかれるとよいでしょう。
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