作成日:2025/12/08
「質疑応答事例」の更新 国税庁
国税庁サイトでは、タックスアンサーや質疑応答事例など、国税の取扱いを確認するための情報が掲載されています。このうち質疑応答事例が、12月3日に更新されました。
○「質疑応答事例」の更新
新規掲載した事例は、以下にまとめられています。
○新規掲載事例一覧
12の事例が新たに掲載されています。
相続時精算課税制度の適用に絡んだ、譲渡所得と相続税があります。
この相続税については、相続時精算課税制度の適用に係る受贈者側が先に死亡した場合に、その相続人が特定贈与者の一親等の血族等以外の者である場合に、2割加算の対象となるか、というものです。
○特定贈与者よりも先に相続時精算課税適用者が死亡し、その相続人が特定贈与者の一親等の血族等以外の者である場合の相続税の2割加算
その他、土地と建物についてそれぞれ別の相続時に相続した場合に、相続空き家の3,000万円控除を受けられるか、というものもありました。
○被相続人居住用家屋と被相続人居住用家屋の敷地等をそれぞれ別の相続等により取得した場合
結果的に「被相続人から相続により取得」していても、それが一次相続時に土地、二次相続時に建物をそれぞれ別の被相続人から取得していれば、それは相続空き家の3,000万円控除の適用は受けられませんよ、ということになります。
気をつけましょう。
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