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作成日:2025/09/01
全体の1.2%とはいえ、ほぼ1兆円の新規発生滞納額 国税庁



申告による納税額(確定税額)は令和2年以降徐々に増え、令和6年度では81兆1,544億円となっています。

これに対する令和6年度の滞納状況の概要が、8月27日、国税庁サイトで公表されました。

○令和6年度租税滞納状況の概要(PDF/3,136KB)

新規に発生した滞納税額は、ここ数年、確定税額の1%前後で推移していますが、令和6年度では若干増えて1.2%となっています。

額は9,925億円と、ほぼ1兆円に迫っています。

他方、同年度中の整理済額は9,488億円あるため、滞納残高は500億円増に留まっています。

これは、ほぼ平成27年度と同額です。

税目別でみた滞納税額の筆頭は、消費税です。滞納残高全体の4割を消費税が占めています。

全体を通して、令和6年度は、主要税目全てで新規発生滞納税額は増加しています。整理が進んで、結果的に滞納残高が前年度よりも下がったのは、源泉所得税と相続税のみです。

滞納税額の早期徴収に向けた取組状況や、滞納処分によって差し押さえた財産の公売実施状況などについては、上記URLよりご確認ください。


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