作成日:2022/08/18
令和5年1月開始 マイナンバーカードやスマホ申告の操作改善・拡充 国税庁
マイナンバーカードやスマートフォン(スマホ)を利用した個人の申告書の提出等に関して、来年(令和5年)1月から、操作性の向上や作成する対象の拡大などが予定されているようです。
先日、国税庁サイトでその案内が掲載されました。
○国税庁ホームページでの所得税等の申告書等作成・e-Taxがますます便利に!
主な内容は、以下のとおりです。
- マイナンバーカードの読み取り回数が1回に
現状読み取り回数が3回であるのがログインのみの1回で完結(過去申告者が対象) - 青色申告決算書・収支内訳書がスマホで作成可能
スマホでの作成が可能となることにあわせて、PC画面もリニューアル予定 - マイナポータル連携による申告書の自動入力対象拡大
1年分の医療費通知情報、国民年金保険料、公的年金等の源泉徴収票が新たにマイナポータル経由で連携可能に
この中で“マイナポータル連携”とは、マイナポータル経由で、控除証明書等の必要書類のデータを一括取得し、各種申告書の該当項目へ自動入力する機能のことをいい、このマイナポータル連携をするには
- マイナンバーカード
- マイナンバーカード読取対応のスマホ(又はICカードリーダライタ)
のいずれもが必要です。
この連携対象は、今後も増える予定のようで
- 給与所得の源泉徴収票
- iDeCo
- 小規模企業共済等掛金
が列挙されていました。
すでに、ふるさと納税や保険料控除証明書、特定口座などが連携されていますが、今後も自動入力対象が増えるほどに利便性は向上します。
片手で収まるクリック数で申告できる時代が近づいているようです。
関連コンテンツ:
令和5年1月開始 マイナンバーカードやスマホ申告の操作改善・拡充 国税庁