作成日:2022/09/12
相続登記義務を知らない人は66% 法務省
令和5年(2023年)4月からは相続開始後10年経過後の遺産分割は原則法定相続分等による遺産分割となる他、令和6年(2024年)4月から相続登記が義務化されますが、これらの民法改正についての認知度が法務省により調査され、その結果が同省サイトで公表されました。
○新制度の認知度調査を実施しました(令和4年7月)
これによると、「よく知らない」「全く知らない」(これらをまとめて「知らない」で以下表現)と答えた割合は
- 相続登記の義務化…66%
- 相続土地国庫帰属制度…84%
となっていました。
気になったのは、相続登記の義務化について、「知らない」と回答した割合が、40代と50代で多かった点です。
- 40代…75%
- 50代…72%
もう1点。
「今後、あなたが相続することになった場合、様々な相続の問題について、誰に相談すると思いますか。」の問いに対して、「弁護士・税理士・公認会計士」と答えた割合が30.1%でした。市役所等の自治体32.8%、司法書士32.8%に比べて低くなっています。
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