作成日:2025/02/05
定額減税と確定申告 判定フローチャート 国税庁
令和6年分の確定申告をすることで、定額減税分の控除を受けることができるケースについての判定フローチャートが、国税庁サイトで公表されています。
○定額減税と確定申告
○フローチャート
給与収入のみ、年金収入、給与と他の所得(年金収入を除く)、給与と年金以外の所得がある場合の4つのケースに分けて、フローチャートが設けられています。
その昔、定率減税があったときには、退職所得について定率減税の適用のために確定申告をされた方もいらっしゃるでしょうが、今回の定額減税は少し異なります。
定額減税が引ききれなかった場合には、他の者の同一生計配偶者や扶養親族などにならなければ、給付金の受給が受けられるため、単純な話として定額減税の控除のためだけに確定申告をすることを選択すべきかは、きちんと検討する必要があるでしょう。
もちろん、定額減税の適用以前に還付申告をする方や、確定申告をしなければならない方は除きます。
上記フローチャートも利用しながら、検討しましょう。
なお、上記フローチャート内にも記載されていますが、「給与と公的年金等に係る源泉徴収税額の両方から定額減税を受けていることだけをもって、確定申告の義務は発生しません」。その点もあわせてご留意ください。
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