作成日:2024/12/20
令和6年分贈与税の申告書等の様式、申告のしかたが公表 国税庁
所得税の確定申告関係様式等の公表と同日、贈与税の申告書等の様式、申告のしかたなどが国税庁サイトで公表されました。
○令和6年分贈与税の申告書等の様式一覧
○令和6年分贈与税の申告のしかた
贈与税の申告書の第一表が「令和6年分以降」、となっています。
前年分までとの違いは、基礎控除額欄(D)の名称です。
令和6年分から相続時精算課税にも基礎控除額ができましたので、それと区別するためでしょうか。
令和6年分以降では、「暦年課税に係る基礎控除額」とされています。
当然、第二表の相続時精算課税の計算明細書についても、基礎控除額の欄が設けられています(㉗〜㉘)。
特定贈与者が複数いる場合には、按分計算が必要なため、特定贈与者ごとの贈与税の課税価格の合計額を記入する欄があります。
また、端数計算については、注書きに特定贈与者全体で110万円になるように調整するように指示されていますので、申告ソフトで作成の場合には、調整されているかの確認をしましょう。
なお、分譲マンション評価の改正については、当然、贈与税にも波及しています。改めてご確認ください。
関連コンテンツ:
令和6年分贈与税の申告書等の様式、申告のしかたが公表 国税庁