作成日:2025/12/19
贈与税の申告書等様式も公表 国税庁
先日、令和7年分の所得税の確定申告関係書類についてご案内しましたが、同日、贈与税の申告書等の様式も国税庁サイトで公表されています。
○令和7年分贈与税の申告書等の様式一覧
ところで、相続時精算課税について、令和6年分から基礎控除(110万円)が適用されることとなり、110万円以下の贈与をしつつ、相続時精算課税を適用するために、選択届出書のみ提出された方もいるかと思います。
相続時精算課税は、一度選択すると暦年課税に戻れないため、将来、110万円以下の贈与以外の何等かの贈与を行いたい場合であっても、相続時精算課税の適用を受けることとなります。
つまり、贈与からどれだけ期間が経過しようと、110万円を超える部分について、将来の相続税計算時に持ち戻されてしまいます。
長期の贈与プランを検討される際には、こういった相続時精算課税の選択有無による影響も踏まえる必要があります。
メリット・デメリットを比較しながら、検討しましょう。
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