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作成日:2024/09/11
令和6年分の給与所得の源泉徴収票が公表 国税庁



令和6年分の給与所得の源泉徴収票が国税庁サイトに公表されました。

○F1-1 給与所得の源泉徴収票(同合計表)

手書き用と入力用の両方が公表されています。

ただし、令和5年分と比べて記載欄に変更はありません。

ですので源泉徴収票のひな型をお持ちの方は特段変更はない、ということです。

では何が変わったかと言えば、備考欄に次の一文が追加された点です。

3 2に定めるほか、租税特別措置法第41条の3の8第1項の規定の適用のある場合には、「摘要」の欄に第93条1項第11号に規定する年末調整特別控除額を源泉徴収時所得税減税控除済額のように記載した次に記載し、同号に規定する超える部分の金額(当該金額がない場合には、零)を控除外額のように記載した次に「摘要」の欄に記載し、同号に規定する者があるときは非控除対象配偶者減税有のように「摘要」の欄に記載すること。

要するに、年末調整終了後に作成する「給与所得の源泉徴収票」には、その「(摘要)」欄に、実際に控除した年調減税額を「源泉徴収時所得税減税控除済額×××円」、控除しきれなかった金額を「控除外額××円」(なければ、控除外額0円)などと記載することとなるため、その記載に関する内容です。

非控除対象配偶者を有する場合や、非控除対象配偶者が障害者に該当する場合などで記載が異なってきますのでご注意ください。

具体的にどう記載するかは、すでにご案内している「給与等の源泉徴収事務に係る 令和6年分所得税の定額減税のしかた」や「令和6年分所得税の定額減税Q&A (概要・源泉所得税関係)」にてご確認いただくとわかりやすいでしょう。


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