Daily Contents
Daily Contents
作成日:2024/08/07
令和6年分の基準年利率 6月分まで公表



相続、遺贈又は贈与により取得した財産を評価する場合に用いる『基準年利率』について、令和6年4〜6月分が、8月5日、国税庁サイトで公表されました。確認しましょう。

○令和6年分の基準年利率について(法令解釈通達)
  • 短期(1〜2年)
    平成27年5月以降0.01で変わりなかったのですが、令和5年11月に0.05へと上がり、その後すぐに0.01に戻ったのですが、令和6年3月に0.10まで上がりました。その後5月でさらに0.25まで上がっています。
  • 中期(3〜6年)
    割と変動が激しく、昨年12月は0.25であったのが、令和6年1月に0.10まで戻り、その後2〜4月では0.25まで、5〜6月ではさらにその倍の0.50まで上がっています。
  • 長期(7年以上)
    長期も短期や中期と同様、令和5年10月から上がっています。ただし、短期や中期と違い10月以降は1.00と、10月に上がってから数値の変動はありませんでしたが、6月になり、1.50へと上がっています。

基準年利率は、相続、遺贈又は贈与により取得した財産を評価する場合に、課税時期の属する月の年数又は期間に応ずる基準年利率を用いることとなっています。これまで割と長期が変動しやすかった傾向にありましたが、令和5年に入ってここに中期が加わり、とうとう短期まで上下の変動が始まりました。全体的にも5月、6月でさらに上がっている印象です。最近、政策金利の追加利上げが決定されたため、今後も基準年利率の動向に注意したいところです。変動が前提という認識を持ち、今後の数値も確認しながら適用なさる時期を誤らないよう、ご留意ください。


関連コンテンツ:
令和6年分の基準年利率 6月分まで公表
一緒に働きませんか?

dailycontents page
影山勝行経営フォーラム
downloadcontents page
年末調整 給与所得金額 計算ツール


年末調整が楽になる「楽しい給与計算」

セミナー一覧へは、こちらから

業界専用グループウェア 給与計算ソフト相続診断と対策ツール DB