作成日:2023/06/14
令和5年分の基準年利率 3月分まで公表
相続、遺贈又は贈与により取得した財産を評価する場合に用いる『基準年利率』について、令和5年1〜3月分が先日国税庁サイトで公表されました。確認しましょう。
○令和5年分の基準年利率について(法令解釈通達)
- 短期(1〜2年)… 27年5月以降、0.01で変わりません。
- 中期(3〜6年)… 令和4年10月から0.05に上がり、令和5年に入りさらに上がっています。1月が0.25、2〜3月はここから下がって0.1となっています。
- 長期(7年以上)… 令和4年12月には0.75に上がり、さらに1月に入って1.00まで上がりましたが、3月は12月と同様、0.75へと下がっています。
ここから、令和5年分がスタートしました。
基準年利率は、相続、遺贈又は贈与により取得した財産を評価する場合に、課税時期の属する月の年数又は期間に応ずる基準年利率を用いることとなっています。これまで割と長期が変動しやすかった傾向にありましたが、ここに中期が加わりました。今後の数値も確認しながら適用なさる時期を誤らないよう、ご留意ください。
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