作成日:2023/10/25
令和5年分の基準年利率 9月分まで公表
相続、遺贈又は贈与により取得した財産を評価する場合に用いる『基準年利率』について、令和5年7〜9月分が先日国税庁サイトで公表されました。確認しましょう。
○令和5年分の基準年利率について(法令解釈通達)
- 短期(1〜2年)… 27年5月以降、0.01で変わりません。
- 中期(3〜6年)… 前回のうち、5〜6月は0.05まで下がっていましたが、8月から再度0.10まで上がっています。
- 長期(7年以上)… 前回は0.75と0.50を月ごと交互に上下していましたが、7月は0.50に下がった後、8月に0.75まで戻して、その後9月も引き続き0.75のままでした。8〜9月の数値は、中期、長期ともに3〜4月の数値と同一です。
基準年利率は、相続、遺贈又は贈与により取得した財産を評価する場合に、課税時期の属する月の年数又は期間に応ずる基準年利率を用いることとなっています。これまで割と長期が変動しやすかった傾向にありましたが、令和5年に入ってここに中期が加わりました。今後の数値も確認しながら適用なさる時期を誤らないよう、ご留意ください。
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