作成日:2024/01/19
令和5年分の基準年利率 12月分まで公表
相続、遺贈又は贈与により取得した財産を評価する場合に用いる『基準年利率』について、令和5年10〜12月分が、1月16日、国税庁サイトで公表されました。確認しましょう。
○「令和5年分の基準年利率について」の一部改正について(法令解釈通達)
- 短期(1〜2年)… 27年5月以降0.01で変わりなかったのですが、11月のみ0.05に上がりました。
- 中期(3〜6年)… 10月から一気に跳ね上がり、10月と12月は1月と同様の0.25、11月は0.50まで上がっています。
- 長期(7年以上)… 長期も短期や中期と同様、10月から上がっています。ただし、短期や中期と違い、10〜12月は1.00と、10月に上がってから数値の変動はありません。
基準年利率は、相続、遺贈又は贈与により取得した財産を評価する場合に、課税時期の属する月の年数又は期間に応ずる基準年利率を用いることとなっています。これまで割と長期が変動しやすかった傾向にありましたが、令和5年に入ってここに中期が加わり、とうとう短期まで11月一月とはいえ、変動を見せました。今後の数値も確認しながら適用なさる時期を誤らないよう、ご留意ください。
関連コンテンツ:
令和5年分の基準年利率 12月分まで公表