作成日：2023/01/16
令和4年分の基準年利率 12月分まで公表
相続、遺贈又は贈与により取得した財産を評価する場合に用いる『基準年利率』について、令和4年10〜12月分が先日国税庁サイトで公表されました。確認しましょう。
○令和4年分の基準年利率について（法令解釈通達）
- 短期（1〜2年）…27年5月以降、0.01で変わりません。
- 中期（3〜6年）…28年1月以降0.01で変わってこなかったのが、10月から0.05に上がりました。
- 長期（7年以上）…令和3年10月以降、前々回の3月まで0.25が続いていましたが、前回の4月で0.50に上がって以降11月まで変動はありません。12月になってようやく0.75に上がりました。
なおそれ以前については、以前ご案内した『令和3年分の基準年利率 12月分まで公表』でご確認ください。
これで、令和4年分のデータが揃いました。
基準年利率は、相続、遺贈又は贈与により取得した財産を評価する場合に、課税時期の属する月の年数又は期間に応ずる基準年利率を用いることとなっています。長期に関しては、これまで月によって数値が変わっていますので、短期や中期に比べて変動しやすいものと考えられます。今後の数値も確認しながら適用なさる時期を誤らないよう、ご留意ください。
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