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作成日:2024/10/23
令和6年分の基準年利率 9月分まで公表



相続、遺贈又は贈与により取得した財産を評価する場合に用いる『基準年利率』について、令和6年7〜9月分が、10月18日、国税庁サイトで公表されました。確認しましょう。

○令和6年分の基準年利率について(法令解釈通達)
  • 短期(1〜2年)
    平成27年5月以降0.01で変わりなかったのですが、令和5年11月に0.05へと上がり、その後すぐに0.01に戻ったのですが、令和6年3月に0.10まで上がりました。その後5月でさらに0.25まで上がっています。そこからの変動は9月までありません。
  • 中期(3〜6年)
    割と変動が激しく、昨年12月は0.25であったのが、令和6年1月に0.10まで戻り、その後2〜4月では0.25まで、5〜6月ではさらにその倍の0.50まで上がっています。そこからの変動は9月までありません。
  • 長期(7年以上)
    長期も短期や中期と同様、令和5年10月から上がっています。ただし、短期や中期と違い10月以降は1.00と、10月に上がってから数値の変動はありませんでしたが、6月になり、1.50へと上がっています。その後、9月で1.00へ下がりました。

基準年利率は、相続、遺贈又は贈与により取得した財産を評価する場合に、課税時期の属する月の年数又は期間に応ずる基準年利率を用いることとなっています。

 ここ最近では、短期や中期もコンスタントに変動がありましたが、前回から変動したのは長期(7年以上)のみです。とはいえ、今後の数値も確認しながら適用なさる時期を誤らないよう、ご留意ください。


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