作成日:2021/10/19
類似業種比準価額計算上の業種目及び業種目別株価等 8月分まで公表
取引相場のない株式の評価は、その評価の対象となる会社の規模に応じて、原則として次の評価方式により評価することとなっています。
- 大会社…類似業種比準方式
- 中会社…大会社評価と小会社評価の併用方式
- 小会社…純資産価額方式
この“類似業種比準方式”とは、事業内容が類似する上場会社複数の株価の平均値等をもとに取引相場のない株式の評価を行う方式です。
この場合、上場会社複数を評価する会社が取り上げるわけではなく、既に事業種目毎に計算に必要な要素がまとめられています。これが、都度国税庁サイト上に公表されている『類似業種比準価額計算上の業種目及び業種目別株価等』です。
この『類似業種比準価額計算上の業種目及び業種目別株価等』について、令和3年7〜8月分が同庁サイト上で掲載されました。
○令和3年分の類似業種比準価額計算上の業種目及び業種目別株価等について(法令解釈通達)
今回の公表で、1年の3分の2が公表されたことになるわけですが、A(株価)の令和3年分だけを見た場合に、1月からこの8月までにかけて上昇している業種、下降している業種、波を描いている業種、様々です。総じて前年(令和2年)平均が最も低い業種が多数を占めていることに、変わりはありませんが、コロナ禍での勝ち組、負け組色々とあるようです。
2か月ごとにまとめられている業種別の株価等の一覧表は、以下のURLよりご確認いただくと分かりやすいでしょう。
○(参考)業種目別株価等一覧表
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