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作成日:2017/06/21
類似業種比準価額計算上の業種目及び業種目別株価等 2月分まで公表 改正後が反映



 昨日は、平成29年分から類似業種比準方式の計算方法が変更されたこと、とりわけ業種分類等の見直しについてご案内しました

 29年分からは、業種分類等の見直しや連結決算の数値も反映されるなど行われていることから、実際の数値の公表が待ち遠しかった方もいらっしゃるかと思いますが、例年通り6月中旬に国税庁サイト上で2月分までの数値が公表されました。

 ○平成29年分の類似業種比準価額計算上の業種目及び業種目別株価等について(法令解釈通達)
http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kobetsu/hyoka/170613/index.htm
 
 
 昨日、「類似業種株価等通達も改正されています」とご案内していますが、『A』の数値(類似業種の株価)は、これまで次のいずれかの値を選択していました。

  1. 課税時期以前3ヶ月の各月の平均株価のうち最も低い値
  2. 類似業種の前年平均株価

今般の通達改正により、次の値も選択肢として加わりました

  • 課税時期以前2年間の平均株価

つまり29年1月分からは、次の3つの値から選択することができます。

  1. 課税時期以前3ヶ月の各月の平均株価のうち最も低い値
  2. 類似業種の前年平均株価
  3. 課税時期以前2年間の平均株価

 そのため、Aの数値については、29年1月分より上下2段に分けて表示がされています。


 
 “参考”として掲載されている一覧表は、月ごとで数値が一度に比較できるため、実務上はこちらが便利でしょう。

○(参考)業種目別株価等一覧表(平成29年1・2月分)
https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kobetsu/hyoka/170613/list1.htm
 

 
 なお29年分からは、PDFでの公表となっています。印刷される方は使い勝手のよいものとなったようです。
 一括ダウンロードもできますので、利用形態によって使い分けてご利用なさるとよいでしょう。



 

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