作成日:2016/08/15
平成27年度租税滞納状況 次期繰越額が1兆円を下回る
平成27年度の租税滞納状況について、国税庁サイト上で公表されました。
○平成27年度租税滞納状況について
http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2016/sozei_taino/01.pdf
新規発生額は消費税の増加による部分が大きく、前年度比16.2%増加の6,871億円、これは平成21年〜22年度並の増加です。
ただし、消費税の整理済額も多かったことから、結果として全体としては次期繰越額(滞納整理中のものの額)が1兆円を下回り、9,000億円台へと減少しました。
なお、8月10日現在、27年度の租税滞納状況が公表されていない局もありますが、26年度とは違い、金沢国税局を除き、各局ごとでも消費税の次期繰越額が減少していました。
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