作成日:2014/12/25
25年分の相続税申告、13年分以来の11兆円台に
平成25年分の相続税の申告状況について、国税庁サイトで公表されています。確認しましょう。
○平成25年分の相続税の申告の状況について
http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2014/sozoku_shinkoku/sozoku_shinkoku.pdf
課税対象となった方の割合は、次のように4.3%でした。これは平成24年分と比べて0.1ポイントの増加です。
54,000(相続税課税対象者)÷1,270,000(死亡者数)=4.25%→4.3%
課税価格は平成13年分以来の11兆円超えの11.6兆円、また税額も13年以来の1.5兆円と増えています。
課税価格となる財産の構成比は、土地が最も多く、次いで現預金、有価証券と続いています。構成比の推移を見る限り、土地の評価が右肩下がりである一方、現預金が右肩上がりとなっているのが特徴です。たとえば10年前である平成15年と比べて、土地は8割程度に減少しているのに対し、現預金は1.5倍程度増えています。
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