作成日:2014/10/24
平成25事務年度における所得税及び消費税調査等の状況
昨年度の所得税及び個人事業者における消費税の実地調査等の結果が公表されています。確認しましょう。
○平成25事務年度における所得税及び消費税調査等の状況について
http://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2014/shotoku_shohi/index.htm
所得税に関して、調査等による申告漏れ所得金額の合計額は全体で8,216億円、追徴税額として1,020億円となりました。
一方、個人事業者における消費税の調査等による追徴税額は合計209億円となっています。どちらの税目も総額では前事務年度と大差ない結果となっています。
ちなみに、事業所得者について、1件あたりの申告漏れ所得金額が高額な業種、上位10業種が次のように掲載されています。
なお、上記URL先では、『参考4』として、調査の対応や状況について5つの視点で掲載されています。この5つの視点とは、「富裕層」「無申告者」「海外取引」「インターネット取引」「金地金等」です。これらについては、重点項目として掲げられています。
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