作成日:2024/05/31
相続税申告書第11表の様式改訂 国税庁
令和6年1月以降の相続開始分から、相続税申告書第11表の様式が改訂されます。
新しい様式についての情報が国税庁サイトで公表されました。
○相続税申告書第11表の様式改訂【令和6年1月以降相続開始分】(PDF/438KB)
相続税申告書第11表は、「相続税がかかる財産の明細書」です。
相続財産の明細や、その財産うち分割が確定した財産について誰がいくら取得したのかを表す明細書です。
現状は資産(細目)ごとに小計されるものの、唯々長々と記載している明細書ですが、これが次の4種類の様式に分割してそれぞれ明細を記載し、それを合計表に集約させる、といったかたちになるようです。
- 土地・家屋等用(付表1)
- 有価証券用(付表2)
- 現金・預貯金等用(付表3)
- その他の財産用(付表4)
また合計表では、
- 遺産の分割状況及び財産取得者の一覧
…遺産の分割状況や分割年月日、相続財産を取得した人の氏名の一覧を記載 - 取得財産の価額の合計表
…相続財産を取得した人ごとに、取得した財産の価額の合計額を記載
することとなるようです。
この他、現状では誰がどの財産を取得したのかすべて名前で記載していますが、項番を付けて、その番号で示していくことになるようです。
詳細は、上記URLよりご確認ください。
関連コンテンツ:
相続税申告書第11表の様式改訂 国税庁