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作成日:2020/10/20
類似業種比準価額計算上の業種目及び業種目別株価等 8月分まで公表



 取引相場のない株式の評価は、その評価の対象となる会社の規模に応じて、原則として次の評価方式により評価することとなっています。

  • 大会社…類似業種比準方式
  • 中会社…大会社評価と小会社評価の併用方式
  • 小会社…純資産価額方式

 この“類似業種比準方式”とは、事業内容が類似する上場会社複数の株価の平均値等をもとに取引相場のない株式の評価を行う方式です。

 この場合、上場会社複数を評価する会社が取り上げるわけではなく、既に事業種目毎に計算に必要な要素がまとめられています。これが、都度国税庁サイト上に公表されている『類似業種比準価額計算上の業種目及び業種目別株価等』です。

 この『類似業種比準価額計算上の業種目及び業種目別株価等』について、令和2年5〜6月分が同庁サイト上で掲載されました。

○「令和2年分の類似業種比準価額計算上の業種目及び業種目別株価等について」の一部改正について(法令解釈通達)

 新型コロナ第2波による影響が色濃い7〜8月と考えられていましたが、A(株価)を見る限り、最低値である3〜4月分の水準まで低下している業種は、一部を除き、見受けられない印象でした。

 むしろ、5〜6月分よりもさらに上昇している業種が多い印象です。

 2か月ごとにまとめられている業種別の株価等の一覧表は、以下のURLよりご確認ください。

○(参考)業種目別株価等一覧表

 7〜8月分は、今年1番の高値をつけている業種目もあるなど、価格の上昇あるいは下降傾向がこれまで以上にバラついた結果となりました。さて、次回公表予定の9〜10月分は、どうなるでしょうか。


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