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作成日:2014/06/03
新しい別表の注意点 別表十五(交際費等の損金算入に関する明細書)の場合



 改正に伴い、続々と新しい別表が国税庁ホームページ上で公表されています。

 ○平成26年4月1日以後に終了する事業年度(連結事業年度)分法人税申告書一覧表
 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/hojin/shinkoku/itiran2014/beppyo.htm


 主に4月決算(6月申告)から新しい様式での提出となりますが、専用のソフトウェアを利用されている場合には、バージョンアップを待って対応することになるでしょう。

 ところで、今回公表されている新しい別表は、大抵「平成26年4月1日以後に終了する事業年度分」であることから、いくつかの注意点があります。

 今回は別表十五(交際費等の損金算入に関する明細書)について、取り上げます。こちらは以前官報に掲載されたときにお知らせしていますが、今回改めてご紹介します。

 平成26年度税制改正により、交際費等の損金不算入額の計算が改正されている点は、ご存知のとおりです。
 新しい別表が「平成26年4月1日以後に終了する事業年度分」であることから、その改正部分に関する記載事項がすでに用意されています(下表の赤枠部分)。




 今回の改正分は、平成26年4月1日以後開始事業年度から適用されることになるため、「9」の各欄は平成26年4月1日前に開始した事業年度では記載せず、「2」欄には「0」と記載する旨が注意点としてこの別表上に記載されています。つまり、今月の6月申告先で「9」欄に該当する数字を拾う必要はない、ということです。

 これから4月決算(6月申告)が本番になります。
 あらためて、申告の際にはご留意ください。




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