作成日:2014/04/02
税務統計から見た法人企業の収入、所得
税務統計から見た法人企業の収入、所得等の状態を公表する「会社標本調査結果」の平成24年度版が公表されました。
○会社標本調査結果(平成24年度分)
http://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/kaishahyohon2012/kaisya.htm
概要は次のとおり。
- 連結子法人を除いた法人数252万5,984社のうち、欠損法人は177万6,253社(割合70.3%)。
- 営業収入金額に対する所得金額の割合(所得率)は4.0%。
- 利益計上法人の益金処分の内訳構成比は、社内留保48.5%、支払配当19.5%、法人税19.4%、その他社外流出12.6%。
- 翌期繰越される欠損金額は73兆836億円。
- 減価償却費の損金算入割合は91.9%。
- 交際費等の損金不算入割合は39.5%。
- 営業収入金額10万円当たりの交際費等支出額について、資本金階級別では資本金1,000万円以下の階級が570円と高く、業種別では建設業が546円、不動産業が542円、サービス業が417円と高い。
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