作成日:2025/02/10
「PCdesk」での地方税ダイレクト納付、3月24日から二段階認証に
地方税におけるキャッシュレス納付は、eLTAX(地方税ポータルシステム)での「PCdesk」や、「地方税お支払サイト」などから行うことができます。
この「PCdesk」について、3月24日にバージョンアップがあり、これに伴い、ダイレクト納付等の操作方法が変わります。
その事前案内が、1月22日、eLTAXサイトで掲載されています。
○PCdeskのバージョンアップに伴うダイレクト納付等の操作方法の変更について(事前案内)
対象システムは、PCdesk(DL版・WEB版)です。
このシステムをダイレクト納付で利用されている方は、3月24日以降、ワンタイムパスワードによる二段階認証になるため、注意が必要です。
3月24日以降は次の手順となることが、上記URL先に記載されています。
- @納付方法選択画面にてダイレクト方式を選択
- A「今すぐ納付を行う」または「納付日を指定して納付を行う」を選択
- Bワンタイムパスワードの通知先メールアドレスを選択
※利用者IDに紐付けて登録済みのメールアドレス(最大3件)から選択します。※税理士等が代理人として操作(代理行為)している場合は、代理人の利用者IDに登録済みのメールアドレスから選択します。
- CBで選択したアドレス宛てに送信されるワンタイムパスワードを確認
- DPCdeskに表示されるワンタイムパスワード入力画面に入力
- E納付手続き完了
3月ですから、法人ですと1月末決算先や、5月末決算先の中間(予納)などが納付時期と重なるため、余裕をもって操作を行うようにしましょう。
税理士が代理人として操作する場合であっても、二段階認証となるため、ワンタイムパスワードの通知先メールアドレスの選択ミスだけでなく、そもそも代理人の利用者IDに登録済みのメールアドレスが現在も有効なのか、操作を行う人がそのメールアドレスからワンタイムパスワードを確認することができるのか、など事前に確認をしてくとよいでしょう。
なお、メールアドレスの変更や追加の場合にも二段階認証になります。
3月24日よりも前に利用者IDに登録されているメールアドレスの変更や追加がないか確認し、必要に応じて事前に変更手続きを行っておくとよいでしょう。