税務調査の際に、「○○社から×年×月に購入した機械装置■の納品書の写しを提出してください」などと、調査担当者から提出を求められることがあります。

　このような際、現状では、提出を求められた資料をコピーするなどをして提出していますが、これが2022年（令和4年）1月から、e-Tax で提出できるようになります。

　e-Taxで提出できるデータの概要は、以下のとおりです。

• データ形式：PDF
• 送信できる容量（上限）：1送信当たり最大136ファイル、合計最大8MB （追加送信も可能となる予定）

　e-Taxで提出するためには、当然のことながら、e-Taxの利用者識別番号が必要です。無論、税理士等による代理送信も可能です。

　なお、データとして提出可能な資料であったとしても、税務調査の状況や内容次第では、e-Taxによる提出ができない場合もあるようです。詳細は、12月頃にe-Taxのサイトで案内があるそうなので、その際に再度確認しましょう。