作成日:2020/11/12
令和2年分の基準年利率 9月分まで公表
相続、遺贈又は贈与により取得した財産を評価する場合に用いる『基準年利率』について、先日、令和2年7〜9月分までが国税庁サイト上で公表されました。
○ 「令和2年分の基準年利率について」の一部改正について(法令解釈通達)
- 短期(1〜2年)…27年5月以降、0.01で変わりません。
- 中期(3〜6年)…28年1月以降、0.01で変わりません。
- 長期(7年以上)…29年10月〜30年12月まで0.25だった数値が、31年1月以降0.1、4月では0.05まで下がり、一旦5月に0.1まで戻った後、6月で再び0.05、7月からは0.01へと順次下がり、12月に再び6月の水準である0.05まで戻ったものの、令和2年3月にまた0.01へ下がり、そして前回公表の4月から0.1へ戻った後、今回の7月と9月は0.25となっています。
そのため、令和2年分の複利表について、長期の数値が今回の7月と9月の0.25が加わり、これまでの0.1、0.05、0.01のパターンとあわせ、4つの表が用意されています。
基準年利率は、課税時期の属する月の年数又は期間に応ずる基準年利率を用いることになっています。月によって数値が変わっていますので、適用される時期を誤らないように、ご留意ください。
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