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作成日:2020/06/10
「令和2年分 予定納税について」の誤り 国税庁



 前年の所得税額が15万円以上である場合には、7月と11月に予め所得税の一部を納めます。これを「予定納税」といいます。

 この「予定納税」は自ら計算して納めるわけではなく、税務署からすでに計算された予定納税額とともに関係書類が送付等されます。

 そろそろ該当者の手元に届く時期ではありますが、この関係書類(具体的には「令和2年分 予定納税について」)に記載されている内容の一部に誤りがあったことが分かり、国税庁サイトでそのお知らせとともに正誤表が掲載されています。

○[手続名]所得税及び復興特別所得税の予定納税額の減額申請手続
○別添 正誤表データ(PDF/275KB)

 誤りがあったのは、次の2点です。

  • 給与所得の速算表
  • 公的年金等に係る雑所得の速算表

 いずれも、令和2年分の所得税から改正された控除額に関連した誤りのようです。

 因みに、日本税理士会連合会のサイトでも、同様の案内が掲載されています。こちらもあわせて確認なさるとよいでしょう。

○〈国税庁からのお知らせ〉令和2年分 予定納税関係書類の誤りについて

 なお、「予定納税」は“減額申請”することで、その額を減らすことができます。

 特に今年は、新型コロナウイルス感染症の影響により収入が落ち込み、減額申請を行う方も多いのではないでしょうか。

 この「令和2年分 予定納税について」を参照しながら申請書を作成する場合には、上記正誤表を必ず確認し、記入誤りがないようにしましょう。


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