作成日:2017/12/21
平成30年度同時改定、ネットの改定率は+0.5%前後に
診療報酬の改定は2年に一度、介護報酬の改定は3年に一度行われています。平成30年度はこの2つの報酬改定が同時にされ、いわゆる「同時改定」の年になります。
2025年問題に向けて、膨らみ続ける医療介護費をどう削減していくかがポイントとなるわけですが、今回の「同時改定」は一つの区切りとして非常に重要な意味を持っています。
この同時改定について、18日に、改定率が厚生労働省サイト上で公表されました。
○診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬改定について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000188402.html
各改定率は、次のとおりです。
- 診療報酬改定
- 診療報酬本体 +0.55%
各科改定率
医科 +0.63%
歯科 +0.69%
調剤 +0.19% - 薬価等
薬価 ▲1.65%
うち、実勢価等改定 ▲1.36%
薬価制度の抜本改革 ▲0.29%
材料価格 ▲0.09%
上記の他に、大型門前薬局に対する評価の適正化の措置が講じられます。
- 診療報酬本体 +0.55%
- 介護報酬改定
改定率 +0.54% - 障害者福祉サービス等報酬改定
改定率 +0.47%
なお、同省サイト上には、平成30年度診療報酬改定についての基本方針が既に公表されています。
○平成30年度診療報酬改定について
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188411.html
介護報酬については、同省サイト上に、入り口のページが設けられています。
○介護報酬
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/housyu/index.html
今後はこれらのページ上に各種情報が更新されていくかと思われますので、上記URLより確認なさるとよいでしょう。