作成日:2016/01/15
平成27年1月〜3月及び4月〜6月分の裁決事例が公表
税務署長が行った処分に不服がある場合には、異議申立て→審査請求→訴訟の順番で申立て手続きを行っていきます。このうち「審査請求」については、国税不服審判所が裁決を行っています。
この国税不服審判所が行った裁決について、昨年12月17日付けで平成27年4月から6月分までの事例が、同所サイト上で公表されました。○平成27年4月〜6月分
http://www.kfs.go.jp/service/JP/idx/99.html
今回は、次の17の事例が公表されています。
- 国税通則法関係
- 期限内申告
- 更正又は決定等 更正決定通知 処分の理由
- 更正又は決定等 原処分手続
- 重加算税 隠ぺい、仮装の認定 認めなかった事例
- 不服審査 請求の利益
- 所得税法関係
- 所得の帰属 帰属者 その他
- 事業所得 必要経費 青色申告の特典 事業専従者給与
- 譲渡所得 取得価額の認定 購入の代価
- 一時所得 収入を得るために支出した金額 その他
- 法人税法関係
- 減価償却資産の償却 取得価額(有形減価償却資産)
- 資産の評価損 有価証券
- 相続税法関係
- 相続税の課税財産の認定(書画、骨とう、貴金属等)
- 相続税の課税価格の計算 未分割遺産に係る課税価格
- 消費税法関係
- 課税事業者の選択の届出
- 登録免許税法関係
- 過誤納金の還付
- 国税徴収法関係
- 差押え その他
- 租税特別措置法関係
- 小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例
なお、こちらからのご案内が滞っておりますが、同所のサイト上では、平成27年1月〜3月分の裁決事例も公表されています。こちらもあわせてご確認ください。
○平成27年1月〜3月分
http://www.kfs.go.jp/service/JP/idx/98.html
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