作成日:2014/01/06
フィリピンの支援金、東日本大震災義援金とどう違う?
日赤(日本赤十字社)が、2月28日までの間、「2013年フィリピン台風救援金」の名目で寄附を募っています。
○2013年フィリピン台風救援金
http://www.jrc.or.jp/contribute/help/l4/Vcms4_00004046.html
一方で、東日本大震災義援金についても、日赤では引き続き寄附を募っており、こちらの受付は3月31日までです。
○東日本大震災義援金を受付けています 【受付期間再延長:平成26年3月31日まで】
http://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00003567.html
ところで、支援金と義援金、違いは何でしょうか。
日赤のホームページには、両者の違いについて述べています。
○「義援金」と「救援金」はどう違うのですか?
http://jrc.or.jp/contribute/qa/index.html
読む限り、義援金は全額被災者にお金が届くが、救援金は赤十字が救援活動を行うための資金であり被災者にお金は届かない、という違いのようです。
なお、「2013年フィリピン台風救援金」、「東日本大震災義援金」ともに個人が寄附した場合には、所得税の計算において、特定寄附金として寄附金控除の対象となります。一方、住民税の計算においては、「東日本大震災義援金」はふるさと寄附金として寄附金税額控除の対象となるものの、「2013年フィリピン台風救援金」は今のところ、寄附金税額控除の対象とはならないようです。
最終的な住民税の取扱いは、お住まいの自治体に直接ご確認いただければと思いますが、税の取扱いは原則異なっているため注意しましょう。
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